2011年04月10日

ハッカー攻撃にはどういう意図が?

 昨日もブログで取り上げた、先日の一連のハッカー攻撃について。
 その影響で、メドベージェフ大統領のブログが一時停止したり、汚職を告発している人気ブログがダウンしたりしましたが、ノーバヤ・ガゼータという献身的な報道姿勢で、欧米などの民主主義国家から評価の高い新聞社のウェブ・サイトも攻撃の被害にあったそうです。(The Moscow Times記事より)
 具体的には、一日7万〜14万ほどの一定のアクセス数があるウェブ・サイトに、14秒ごとに7万件のアクセスが更新される、という異常な状況に陥られたと伝えられています。

 ノーバヤ・ガゼータといえば、特にはチェチェン戦争の際の報道で有名になり、ロシア軍の汚職などを摘発したとして、政府からの反感を買いました。この社の著名なジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤさんは、何ものかに暗殺されました。理由としては、ロシア軍、ひいてはプーチン大統領(当時)に対する歯に衣着せぬ鋭い批評が、政府の逆鱗に触れていた、という見方がされています。

 現在も、政府に対する厳しい姿勢は変わらないようで、アンナさんの後にも、複数名、記者が暗殺されています。そのような、「特別」な新聞社が攻撃された、ということは何らかの意図を示唆しているのではないかと思います。とりわけ、攻撃の最初のターゲットが反腐敗の活動家であるアレクセイ・ナバルニイ氏だったこと(世界的なウイルス対策ソフトで有名なカスペルスキー・ラボの報告より)を考えると、そういう思考が過ぎります。

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posted by Itta Tojiki at 23:59| Comment(0) | ロシアの社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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