2011年04月14日

違法移民の「秘密基地」の摘発

 ロシアには、多くの移民がやって来ている複合民族社会です。目的としては、労働であって、ロシア全体としては、合法移民が180万、違法移民が400~500万人いると推定されています。(4月14日УТРО.RUより)

 そして、モスクワで移民関連のニュースがありました。モスクワのモジャイスカエ街道の近くで、違法移民が住み着いていた「地下秘密基地」が摘発されたそうです。4メートルのコンクリートの塀のもとに、110人の中央アジア出身の移民がいたと報告されています。部屋としては、なかなか快適なものだったらしく、シャワーが備え付けられ、寝室もあり、さらには、「礼拝室」さえあったといいます。
 摘発された「地下の住民」たちの多くは、国に帰され、そのうち16人は、今後の調査のために、拘留されているそうです。

 モスクワの現状として、労働力が不足している中、まずモスクワに住む人たちの雇用斡旋、その次に、そのほかのロシアの地域の人、そして外国人という優先順位になっています。(同記事より)
 しかしながら、今回のニュースのように、移民に関しては怪しい噂が絶えません。

 以前、移民系の外国人に関して、このような文章を書きました。

 『多民族都市としてのモスクワ

 移民、とりわけ異なる民族との問題となると、複雑です。モスクワでは、明らかに差別が存在し、特に職業面でのそれは、顕著なものだと思っています。

 これを、単なるロシアという異国の地での出来事だ、と一蹴するのは、少し軽薄であって、労働力不足に伴う移民問題が浮上している今日の日本でも、共通認識を持って、考えるべきことだと思います。何も移民を受け入れたら差別が起こる、というわけではありませんが、民族が複合的に共存するという問題は、どうも厄介であることには変わりはないと思うのです。

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posted by Itta Tojiki at 23:59| Comment(0) | ロシアの社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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