2011年05月31日

最近のこと。照り返された東京の姿。

 一週間ほど更新を怠っていました。忙しい、なんていうのは言い訳にはならず、ただただ根気がなかっただけでしょう。
 思えば、東京に戻ってから一ヶ月、僕の「意識」はかなり低くなったような気がします。もちろん、ロシアへの関心が薄まったとか、学問をないがしろにしている、というわけではなく、一人で街をぶらついて、思ったことや感じたことをエッセイにするなどの「趣味」の領域においてです。意識の低さの一番の証拠は、カメラでしょうか。いつも持ち歩いているものの、ここ数週間で一度もシャッターを切ったことがありません。そのくらい「動く」ということに関してはエネルギーが不足しているようです。

 とまあ、ポジティブに考えるならば、5月という1ヶ月は東京に戻ってきて慣れるための期間だったと割り切ることができます。大げさではなく、本当に最初の2週間ほどは戸惑うことが少なくありませんでした。満員電車、特に朝のそれの凄まじさというのは、日本特有ではないでしょうか。無関心ののっぺらぼうたちが狭い空間に敷き詰められ、ドアが開いたとたんに、我こそは、といわんばかりに他人を押しのける。けが人が出たらどうするんだ!という考えはなしに、平気で女性や年配の人を突き飛ばす乗客が少なくないのには、改めて驚愕します。どうやら電車の中に乗っている人たちは「人間」ではないのかもしれません。

 改めて目の当たりにする日本の独特のもの。僕はよく「逆カルチャーショック」を受けています。これは、海外を少しでも見てみたことで、逆に日本が照り返されたということを意味しているのだと思います。

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2011年05月24日

新たな課題―国際人として生きるため

 最近は、自分の専門研究を云々と言っておりましたが、そのかたわら、日本文学をコツコツと読み進めています。

 以前、以下のような記事を書いたことがありました。日本文学を読んでおくことは、「教養」という面からしても大事だと痛感したときの感想でした。

「おススメの日本文学は?」

 何も、「教養」のため、などというツマラナイ動機で読んでいるわけではなく、なぜ彼らの作品が後世にも受け継がれているのか、彼らの文章とはいかなるものか、という疑問からでした。「物書き」を夢見る人間からしたら、当然の考えだと思っています。もっとも、読んだ結果、それが「教養」となるわけですが……。

 ここ1,2週間は、谷崎潤一郎や三島由紀夫、堀辰雄などに触れたのですが、やはりそれぞれにメンタリティーがあるわけです。読みながら考えこんでいる最中にふと、ああこれらの思考を雄弁に外国人に説明できたらなあ、という思いが出てきました。モスクワにいたときには、文学の話こそすれ、具体的な内容の話や、論理的な哲学の話に入ることは、ほとんどありませんでした。これには、もちろん語学力が足りないということもありますが、それ以前に、それらの思想を語るだけの知識が僕自身になかったのだと思います。

 しっかり知識、教養を身につけ、それを語るだけの語学力を備えた上で、もう一度海外に出たい、と思うことがあります。何か、新しいことを学ぶたびに、そのような思いは強くなります。

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2011年05月22日

中央ユーラシアについて考え中……

 僕は、左のプロフィールに書かれているように、早稲田の文化構想というところで学んでいます。その学部の中でも「複合文化」という学科に所属していています。よく何を勉強しているの、と尋ねられることもあるのですが、言ってみれば、複数の文化がどのように共存・共生しているのか、あるいはなぜ対立が起こってしまうのか、など「文化対文化」ということに焦点を当てているのです。

 あれ、ロシアは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、僕にとって、もともとロシアは第二外国語でして、特に専門というわけではありません。もっとも、その「文化対文化」の現象が見られる地域としては、ロシアを中心にやっています。

 最近は、一体ロシアには、具体的な「文化対文化」のモデルがどれくらいあるのだろうと調べています。今僕が着眼しているのは、ロシア及び旧ソ連の、南側の国境線のあたりです。

ユーラシア地図中央.jpg

 地図で言うと、ちょうどオレンジのラインで囲ったところで、一般的には「中央ユーラシア」と呼ばれます。ここには、ロシア正教はもとより、イスラーム、あるいは仏教、そして土着の宗教などもあり、おびただしい数の文化が入り組んでいます。さらには、民族、宗教のるつぼとも呼ばれるカフカース地方もここに含まれます。
 
 もちろん、ひとつひとつを見ていったら、一生が終わってしまいます……(笑
 
 今、特に注目しているのは、カフカース地方でして、概要を調べているところです。とは言うものの、やはり日本語の情報がかなり少なく、仕方なくロシア語などに当たっているのですが、まあ進行の遅いこと……。ロシア語も勉強していかないと、やりたい専門のこともできないという……。これを、ロシア語も勉強できて、その地方についても知れるという一石二鳥的にポジティブに捉えれば問題はないのです(((

 こんな感じで、最近は過ごしています。調べていけば新たな発見もあるでしょうし、その際はブログでもちょっとだけ述べていきたいなと思っています。

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2011年05月21日

「危ない」ケバブと「安全」なケバブ

 さて、このブログにしては珍しい料理ネタです。
 東京の街をぷらぷらとしていると、いたるところで「ケバブ」という中東系料理の屋台が目につきます。

 ケバブ、というのは、肉類をローストしたもので、さまざまな種類があります。ただ肉を焼いたものもあれば、野菜と一緒に包んで食べるものもあり、知っている人も多いかと思います。おそらく日本では、後者のものがメジャーではないでしょうか。

DSCF8179.JPG
これは、ポーランドで食べたケバブ

 ケバブ屋は、ロシアでもいたるところにありました。
 しかし、ロシアのケバブは「危ない」という噂がありまして……

 といいますのも、実際に何の肉を使っているか分からず、さらには衛生面での安全が保障されていないのです。ですから、あのお店は大丈夫だとか、そうではない、と情報を得てから購入しないと危ないのです。僕の知り合いの中で、その「危ない」ケバブに当たって、病院送りになった人が何人か……
 モスクワでは、ほとんど固定の場所でした買いませんでした。
 
 何でそんなリスクを犯してまで食べるかというと、ホントに美味しいんですもの!!
独特の濃いスパイスに熱い肉が、シャキシャキの野菜と……

 そして昨日のこと。
 大学の近くでケバブの屋台車があったので、思わず買ってしまいました。もう何も心配せずに口にしました。食の安全って、ホントに大事だなと思ったしだいでした。

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posted by Itta Tojiki at 18:23| Comment(0) | モスクワ回想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

SNSに内務省公式グループ作成

 ロシアには、「ロシア版mixi」ともいうべきソーシャル・ネットワーク・サイト、「Вконтакт (vkontakte、フコンタクチェ)」というのがあります。2011年2月段階で、1億3500万のアカウント(個人が複数を持つことができ、またスパムユーザーなども多数存在すると言われる)が登録されているとされ、ロシア国内では人気のサイトとなっています。

 そのサイトに、警察権力を管轄に置く内務省が、公式グループページを開設したそうです。(参照記事)目的としては、主に活動報告だそうですが、一番の狙いとしては、若者層の関心を引くためとのこと。そして、ある程度この企画が成功すれば、また次の活動にも繋げていくと締めくくられていました。

 言ってみれば、mixiに警察が公式のコミュニティグループを作るようなものでしょうか。そう考えてみると、これが抜群に功を奏するとは考えがたいような、そうでないような……

 ちなみに、下の画像が、トップページです。

untitled.bmp

 普段の警察の様相から想像がつかないくらいの、さわやかなアニメ画像です……

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posted by Itta Tojiki at 23:59| Comment(0) | ロシアの社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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