2011年04月07日

極東への投資増加の見込み

 7日付けのРИА Новостиの記事に、極東地域への投資について興味深いものがありました。ロシア、極東連邦管区の大統領全権代表の、ビクトル・イシャエフ氏は、2013年までに、3兆ルーブル(約9兆円)を、2025年までに9兆ルーブル(約27兆)規模の投資をする計画があることを明らかにしました。2010年は、極東地域への投資額のうち、80パーセントが、大企業などの私営組織が占め、そのほかが連邦関係によるものだったそうです。徐々に、政府による開発も進めいく方向なのでしょう。

 ロシアが、極東開発にかなり積極的に乗り込み始めたのは、昨今の北方領土問題への肩入れ具合を見れば明らかです。広大な土地を持つロシアには、いまだに「手付かず」の地域があり、開発次第では、今後のロシアの方向性をも決めかねないくらいのポテンシャルがあります。今回の極東開発もその一つだと見て、大方間違いは無いとは思うのですが、「アジア太平洋地域の安全保障」という観点から見ても、ロシアの動きが十分納得いくように思えるのです。
 
 少し古い記事になりますが、たいへん興味深いものを紹介します。

 ロシアの極東軍備拡大、標的は日本ではなく中国(ウォール・ストリート・ジャーナル)

 日露関係、と2国間のみだけの問題のように捉えられがちですが、決してそうだとは思いません。国際社会というのは、もっと「大きな」ところに核心があるのではないか、と思うことがあります。地図を見たときに、日本、ロシア、中国が隣同士の国であることは明らかであって、いわば一番身近な外交とも言えると考えられます。

 じわりじわりとロシアは東を向きながら、戦略立てているようです。今後も、極東関連の記事については、頻繁に情報を伝えたいと思います。何たって「国境」についてのことなのですから……。

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posted by Itta Tojiki at 23:59| Comment(0) | 日本とロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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